作品名: サン・セバスチャンの攻防 -


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お名前: ミチノク・キッド   
「サン・セバスチャンの攻防」について、
監督アンリ・ヴェルヌイユ、出演アンソニー・クイン、チャールズ・ブロンソン

【ネタバレに関する特記】
まだ、この作品を鑑賞していない西部劇ファンの楽しみをなくしたくない為、
ストーリーには極力触れません。
ストーリーについては、下記 URL「Variety JAPAN」さんのページで紹介されています。
http://search.varietyjapan.com/moviedb/cinema_3761.html
失礼ですが、まだ鑑賞していないファンの方の為、ご理解ください。

《ビデオ・パッケージより》
アンソニー・クイン チャールズ・ブロンソン
2大スターの怒りが爆発する 超大スペクタクル巨篇!『サン・セバスチャンの攻防』

日本公開作品。巨匠アンリ・ヴェルヌイユが二大スター、アンソニー・クインとチャールズ・ブ
ロンソンを得て作り上げた大スペクタクル巨編。特に群衆シーンでは現在ではマネが出来ない程
の大スケール、そして、最新SFXに勝るとも劣らない滝の爆破シーンは見る者のど胆を抜いてし
まう。二大スターの魅力も十分、娯楽に徹し、サービス満点のこの映画はさすがプロと納得させ
られてしまう。                  《ビデオ・パッケージより・ここまで》

1868年製作・アメリカ作品
監督の影響か、音楽がエンニオ・モリコーネだからか、物語の舞台がメキシコだからか何処とな
くマカロニ的な雰囲気が漂う作品です。・アメリカ作品とビデオには表記されていまが、IMDbに
よると製作国はフランス・イタリア・メキシコと紹介されています。マカロニ・ウエスタンに入
る西部劇になるのでしょうか?

私はこの作品をビデオで鑑賞したのですが、映画そのものの本来の上映時間が150分(allcinema
より)に対し、どういう理由か判りませんが、ビデオは91分。
初めて鑑賞した時は特に収録時間は気にならなかったのですが、先日、再見したところ、1時間近
くカットしている為に、話の展開が速すぎ、まるでダイジェスト版を観ているような感じです。
もう、ズタズタにカットしています。オープニング・エンディングクレジットまで一部カットし
ています。どうして150分版で発売しなかったのか?コストの問題か?販権の問題か?フィルムが
紛失したのか?
本来ならもっと深みのある作品なのだろうけれど、ストーリーさえ判れば良しというビデオ会社の
編集のため、結果として、鑑賞後に物足りなさを感じる作品となってしまいました。ビデオ・パ
ッケージで紹介されている『大スペクタクル巨編』は何処へやら、見せ場であろう『最新SFXに勝る
とも劣らない滝の爆破シーン』はアッという間に終わってしまいます。

DVDが発売されていない為、91分でも貴重なビデオです。
フォックスさんかワーナーさんでDVDを発売してくれないだろうか。
ただ、この映画のエンニオ・モリコーネのサントラは非常に良いと思います。
150分版で発売していたら、サントラとともに大切な宝物の一つになったであろうに、
ビデオ会社の都合で勿体ない出来・駄作と感じさせられる作品となってしまいました。

もし、過去に150分版で鑑賞された方、または150分版のTV放送等(放送されたか不明)のビデオを
お持ちの方、150分版はどのような出来の作品になっているのでしょうか?
教えて下さい、宜しくお願いします。
[2009年2月12日 10時59分37秒]

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