作品名: チザム -


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お名前: ウエイン命   
マクラグレン作品の中では「大いなる男たち」の方が世評は高かったと思いますが、公開当時「全身
に痒み止めを塗ってコカコーラを飲んだような爽やかさ」と云う評(プロのですヨ)もあったくら
い、見てスカッとすると云う点では抜群の1作ですよね。
ウェインに実在の人物は似合いませんが、名前を借りてきた程度なので気にはなりません。ただ、こ
の映画でも、派手なアクションが出来なくなったウェインに気がついてしまい、寂しい気持になって
しまいました。J.W.さんが心配されているのは、ラストのタッカーとの乱闘シーンだと思いますが、
階段で揉み合っているのはよーく見るとウェイン自身ではないんですよ。そのあと階段から落ちて一
旦画面から見えなくなりますね。起き上がってくるのはウェイン、と云う具合になってました。「そ
んなとことばかり見るなよ」と自分で自分に云いたいですけど、ついつい気になって…。
でも、B・ジョンソンは年を重ねる毎に味が出てイイ感じでしたし、ギャレットとビリーが商品の買
い付けに出発するシーン(チザムの姪がビリーに花を投げるシーンです)など、バックに歌が流れて
「ウーン、西部劇だー」と思わずニンマリしてしまいましたし(私、歌が流れる西部劇にメチャクチ
ャ弱いんです)、「どうせ作るんならこんな風に面白く作ったら」と云う、娯楽アクション西部劇の
お手本のような映画でしたネ。
ところで、P・ギャレットを演ったG・コーベットは、公開当時「飄々として何ともイイ味を出して
おり、『荒野の決闘』のH・フォンダを彷彿とさせる(ビヂュアル的に似てましたからネ)好演」と
絶賛されてましたが、次に見た「100万ドルの血斗」ではただのチンピラとしか見えませんでした。
役と監督次第と云うことでしょうか。
[2006年6月10日 18時14分10秒]

お名前: J.W.   
ビッグケーヒル」に続いてDVD化された「チザム」を再見した。
ケーヒル同様,バトジャック・プロダクション,アンドリュー・V・マクラグレン監督に
よる1970年作品である。ビッグケーヒルに先立つことわずか3年前なのに、ここでの
ウェインはだいぶ若若しく、派手な殴り合いを見せてくれる。しかし、階段を駆け上がる
シーンなど見ているほうが心配になってくるのであり、思わず無理しないでと言いたくなる
のも事実。アクションよりも古くからの相棒役のベン・ジョンソンとの掛け合い(独り言はぼ
けの始まりなんて言ってる)のが楽しいね。
 悪役のフォレスト・タッカーは何と「硫黄島の砂」以来の共演だとか,典型的な町のボス
役がはまっている.その他の脇役ではおなじみクリストファー・ジョージが殺気あふれる賞
金稼ぎで登場するもウェインとのやり取りがないのが不満。ブルース・キャボットももっと活
躍して欲しかった.ハンク・ワーデンがこの作品にも出ており(駅馬車のステーション・マスター)
馬でバリケードを飛び越えるシーンでは「リオ・グランデの砦」を思い出させてニヤリとさせられる。
物語は皆さんが書いてあるようにパット・ギャレットやビリー・ザ・キッドまで登場し,一見実話風
に出来ているのだが,それが逆に私には何だか乗れなかったな−。グレン・コーベットはともかく、
ビリー役の新人(?)が今一なんですよ。良く知られている史実や人物に関しては自分なりのイメ
ージが固まっているので,難しい所ではあるけれど、派手に撃合うシーンが多いのにもかかわら
ず,あまり盛り上がらず仕舞でした。
丘の上で馬上豊かにウェインが自分の牧場を感慨深げに眺めているシーン,姪にここを開拓した
経緯を語りかけるシーンなど静的な場面にこそ本作の良さが表れていると思うのは私だけでしょうか。
[2003年7月22日 15時9分47秒]

お名前: J.W.   
「ビッグケーヒル」に続いてDVD化された「チザム」を再見した。
ケーヒル同様,バトジャック・プロダクション,アンドリュー・V・マクラグレン監督に
よる1970年作品である。ビッグケーヒルに先立つことわずか3年前なのに、ここでの
ウェインはだいぶ若若しく、派手な殴り合いを見せてくれる。しかし、階段を駆け上がる
シーンなど見ているほうが心配になってくるのであり、思わず無理しないでと言いたくなる
のも事実。アクションよりも古くからの相棒役のベン・ジョンソンとの掛け合い(独り言はぼけの始まりなんて言ってる)のが楽しいね。
 悪役のフォレスト・タッカーは何と「硫黄島の砂」以来の共演だとか,典型的な町のボス役がはまっている.その他の脇役ではおなじみクリストファー・ジョージが殺気あふれる賞金稼ぎで登場するもウェインとのやり取りがないのが不満。
ブルース・キャボットももっと活躍して欲しかった.ハンク・ワーデンがこの作品にも出ており(駅馬車のステーション・マスター)馬でバリケードを飛び越えるシーンでは「リオ・グランデの砦」を思い出させてニヤリとさせられる。
物語は皆さんが書いてあるようにパット・ギャレットやビリー・ザ・キッドまで登場し,一見実話風に出来ているのだが,それが逆に私には何だか乗れなかったな−。グレン・コーベットはともかく、ビリー役の新人(?)が今一なんですよ。良く知られている史実や人物に関しては自分なりのイメージが固まっているので,難しい所ではあるけれど、派手に撃合うシーンが多いのにもかかわらず,あまり盛り上がらず仕舞でした。
丘の上で馬上豊かにウェインが自分の牧場を感慨深げに眺めているシーン,姪にここを開拓した経緯を語りかけるシーンなど静的な場面にこそ本作の良さが表れていると思うのは私だけでしょうか。
[2003年7月22日 13時2分16秒]

お名前: J.W.   
「ビッグケーヒル」に続いてDVD化された「チザム」を再見した。
ケーヒル同様,バトジャック・プロダクション,アンドリュー・V・マクラグレン監督に
よる1970年作品である。ビッグケーヒルに先立つことわずか3年前なのに、ここでの
ウェインはだいぶ若若しく、派手な殴り合いを見せてくれる。しかし、階段を駆け上がる
シーンなど見ているほうが心配になってくるのであり、思わず無理しないでと言いたくなる
のも事実。アクションよりも古くからの相棒役のベン・ジョンソンとの掛け合い(独り言はぼけの始まりなんて言ってる)
が楽しいね。
 悪役のフォレスト・タッカーは何と「硫黄島の砂」以来の共演だとか,典型的な町のボス役がはまっている.その他の脇役では
おなじみクリストファー・ジョージが殺気あふれる賞金稼ぎで登場するもウェインとのやり取りがないのが不満。
ブルース・キャボットももっと活躍して欲しかった.ハンク・ワーデンがこの作品にも出ており(駅馬車のステーション・マスター)
馬でバリケードを飛び越えるシーンでは「リオ・グランデの砦」を思い出させてニヤリとさせられる。
物語は皆さんが書いてあるようにパット・ギャレットやビリー・ザ・キッドまで登場し,一見実話風に出来ているのだが,それが
逆に私には何だか乗れなかったな−。グレン・コーベットはともかく、ビリー役の新人(?)が今一なんですよ。
良く知られている史実や人物に関しては自分なりのイメージが固まっているので,難しい所ではあるけれど、派手に撃合うシーンが
多いのにもかかわらず,あまり盛り上がらず仕舞でした。
丘の上で馬上豊かにウェインが自分の牧場を感慨深げに眺めているシーン,姪にここを開拓した経緯を語りかけるシーンなど
静的な場面にこそ本作の良さが表れていると思うのは私だけでしょうか。
[2003年7月22日 12時54分41秒]

お名前: marineflat   
この映画はリアルタイムで観ました。在来の大牧場主と新興の中小牧場主の争いですね。
牧場主と農民との違いはあるものの、対立の構図は「シェーン」と同じですね。
パット・ギャレットやビリー・ザ・キットに興味を持ったのもこの映画です。
ビリーが右利きになったのは、この映画が初めてらしいですね。
それにしても、この頃(或いはもっと前からか)のデュークは本当に肥満そのものですね。
確かに格闘シーンも迫力不足。乗られる馬やロバ(「赤い河」だったでしょうか)も本当にかわいそう。
[2003年3月7日 9時11分54秒]

お名前: かりん    URL
BBS見落としていました。
ありましたねー!!チザーム〜ジョ〜ン・チザ〜ム!
この作品もウェイン出演作の中では『駅馬車』や『捜索者』などのフォード作品に
比べると評価がいまいち伸びてないんですがマクラグレンが見事に西部の男の
生き様を演出してくれた作品の一つですね〜
出演者も同じ頃作られた『大いなる男たち』とかぶってたし(爆)
ジョン・ウェインの女房役は、なんといってもオヒゲのおっちゃんバージョンの
ベン・ジョンソンですね〜。この場合の女房役ってのは、当たり前だけど
投手と捕手の関係っす。モーホでは、ないっす(爆)
[2003年2月5日 23時41分57秒]

お名前: ノスタル爺    URL
“ヤングガン”(『ヤングガン2』)でチザムを演じたのは、ジェームズ・コバーンですね。
[2002年3月5日 21時43分10秒]

お名前: ken   
♪チザム、ジョン チザーム♪ の主題歌もよかったですね。
ご存知だと思いますが ビリー ザ キッド役のジョフリー デュエルは「西部二人組」の
ピート デュエルの弟です(よく似ているでしょ、小柄ですが)。
「ラット パトロール」で人気の出たクリストファー ジョージも出ていました、彼はウエイン氏の作品
にはよく出ています。
実話に基づいているので勉強になりますね。
後年の作品「ヤングガン」では チャールトン ヘストンがチザムを演じていました。
[2002年3月2日 20時53分21秒]

お名前: はせべひろし   
実生活でも、役柄の上でも、功成り名遂げたジョン・ウェインが、肥満した体をもてあましながら、それ
でも登場シーンだけは、十分以上に長いので、せっかく、一癖も二癖もあるワキ役たちが揃いながら、
しっかり描かれていないように思いました。フォレスト・タッカーとの格闘も、もう十年早ければ、重量
級の組合せに、もっと迫力があったろうに、年寄りの冷や水に終わったようです。ブルース・キャボットも、「砂丘の敵」のように、主役までつとめた好漢だったのに、この映画では、ただの卑怯な保安官。好
漢は、長生きしない方がいいですね。
[2001年7月15日 17時59分57秒]

お名前: ムツゴロウ   
ラッセル調のタイトルバックはいい味が出てました。
馬にまたがったジョン・ウエインが丘の上に佇み牧場を
眺めるシーン、訪ねてきた姪っ子に「北風は身にしみる」と
しみじみと語る場面など心にしみました。
横道にそれますが、ラッセルなどの西部絵画の複製でも画集でも
いのですが、取り扱っている所をご存知ありませんか。
ぜひ、教えてほしいのですが。
[2001年5月16日 11時56分15秒]

お名前: グリーンベイ   
 A・V・マクラグレン西部劇の後期(70)に作られた一本。
 大牧畜王国を築いたチザムと町のボスが保安官も抱き込みながら、事業を拡大しようと悪辣な手段を
 使い、ことごとくトラブルを引き起こす。最後に町全体を巻き込む乱闘騒ぎとなる。一方、ビリー・
 ザ・キッドとパット・ギャレットの絡みも見せる立体的な筋立ては西部劇のお手本のような作品で、
 監督の演出は冴え渡っている。出演者は、ジョン・ウエイン、ベン・ジョンソン、グレン・コーベット
 (ギャレット)、ジェオフリー・デウエル(キッド)他・・・特にベン・ジョンソンの存在感はデユー
 クを食った存在でした。タイトルバックに劇画が数十枚効果的に使われており嬉しい限りです。
[2001年2月26日 0時38分9秒]

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