原題は「Pony Express」。もう50年近く前に見た作品です。したがってあらすじもほとんど覚えていないのですが、印象に残ったシーンが2,3あります。チャールトン・ヘストンがバッファロー・ビル、フォレスト・タッカーがワイルド・ビルに扮する、西部の有名人3人が出る映画です。
一つ目のシーンはヘストンが、もう一人の有名人シャイアン族の酋長イエロー・ハンドと戦う場面。
夜の河原でお互いにトマホークを振りかざしての立ち回りです。
二つ目はヘストンを取り巻く二人の女性の内の一人ジャン・スターリングのいでたち。顔立ちは全く覚えていませんが、ズボンにガンベルトの男っぽいスタイルが、当時の中学生にとってはなんとも色っぽく感じられました。
西部劇における三角関係解決の定石通り、最後にヘストンの身代わりになって悪漢に撃たれるのですが、怒りに燃えたヘストンが腰だめに構えた二挺の拳銃を交互に発射して、相手がきりきり舞いして倒れるのに息を呑みました。
いま見たら平凡な映画なんでしょうが、この映画ですっかりヘストンがご贔屓になりました。
でもNHKの「ヤング・ライダーズ」と同じように、二人のビルは本当にポニー・エキスプレスに関わっていたのでしょうか?
ご存知の方、教えてください。
[2003年5月14日 13時21分22秒]