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お名前: クインキャノン
ポルカドットの兄いは書き忘れてるけど、幕切れの余韻は、馬を走らせるでもなくゆっくろ遠ざかっ
て行く主人公の後ろ姿に、「♪西部は『男が長生きできねえ』ところ♪」ってバール・アイヴスの
歌声が重なるのが効いてたね。アイヴスは安宿の帳場に座ってる役で、時々ギターを取っては弾き
語りしてたけど、「エデンの東」や「大いなる西部」の時よりは大分若くて、愛想もよかったぜ。
そりゃ、宿の番頭が「大いなる西部」の親父みたいだったら、客に煙たがられるもんね。劇中で歌っ
た歌をラストシーンでもう一度聞かせたんだね。
この写真、確か「映画の友」って雑誌だったと思うけど、この雑誌に新入荷作品紹介ってんで載っ
た時は、邦題の確定前だったらしくて、「西宿場」って名前をつけてあったぜ。公開された時は別
の名前になったわけだけど、「西宿場」なら原題にもぴったしだし、股旅物の風情もあって、あっ
しゃこの名前が好きだね。
[2005年9月3日 21時1分24秒]
お名前: 上州の隠居
これを観たかたが 二人も居られるのに驚きました。西部小説家リューク・ショートの47年のヒ
ット作の映画化で 陸軍中尉のポウエルが盗まれた軍服ご探しに民間人になりすまして 駐屯軍が
預かっている黄金を狙う一味を退治する話です。クルーナー歌手でジューン・アリスンの夫のD・
ポウエル(後に「眼下の敵」を監督)の西部男はやはり パッとせず G・グリアも地味で評判に
は成りませんでした。 私も アイヴィスの唄が気に入ってます。RKOだとどうしても こうな
るのでしょう。
[2005年8月30日 14時0分45秒]
お名前: ポルカドット
私もこの映画を見ました。ディック・パウエルの唯一の西部劇だと思います。馬での追っかけや、
大して強そうでない主人公が巨漢のビッグボーイ・ウィアムズと殴り合って、へとへとになりな
がらも最後は相手をのしてしまうなどの西部劇らしいシーンが楽しめました。
ストーリーはいささか暗く、主人公はアンダーカバーの捜査員。ヒロインは美人のジェーン・グ
リアですが、正体は悪党側であって(記憶が薄れたが、悪党の親玉だったかも知れない)、その
ためハッピーエンドではなくて最後はヒロインが死に、馬上の主人公が後ろ姿を見せて去って行
く幕切れに余韻がありました。
[2005年8月18日 22時33分56秒]
お名前: Ikeda
原名は「Station West」で、は昭和25年3月に、西部劇というより、ディック・パウエル
の歌を期待して見にいきましたが、結局彼の歌はなくて残念でした。
しかし、西部劇としてもかなり良い作品だったと思います。それにディックの歌はありま
せんでしたが、フォーク歌手バール・アイヴィスの唄が聞けたのが拾い物でした。
助演者としては当時アグネス・ムアヘッドぐらいしか知りませんでしたが、B級とは言え、
もう少し評価されても良い映画だと思います。
[2004年11月13日 16時8分52秒]
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