作品名: ビッグケーヒル -


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お名前: ウエイン命   
J.W.さん、老レンジャーさんのご意見を拝見していて、私も当時とても複雑な気持ちになったのを
思い出します。と、いうのも詰まるところ、この作品がいかに「ウエインの西部劇として」つまら
なかったかと云うことだからなんです。誤解してたらご容赦ください。
ウエインと当時売り出しのグライムスの共演に加えてごひいきのケネディ、極悪人ブランドまで出て
いると云うので、私も公開当時スッ飛んで見に行きましたが…、ガッカリしました。正直云って
「ナンダこりゃ」。
J.W.さんのおっしゃる通り、オープニングには思わずニヤリとしてしまいましたが…、それだけ
でした。
ケネディはむやみに顔ですごんで見せるだけだし(顔に力を入れたら黒澤に嫌われます)…。
それでいて、今でもたまにビデオを見直すのは、ブランドのそれまでの悪人とは一皮向けた味のある
酋長のお陰です。悪役専門だった俳優が善玉を演ると成功するケースは少なくありませんが、すっご
く良かった。でも、あれ以来そう云うブランドを見ることがなかったのは残念です。
つらいですが、マクラグレンの駄作の1つと云わざるをえません。
[2006年4月9日 15時59分27秒]

お名前: 老レンジャー   
J.Wさんのジョン・ウェインに対する思い入れが、切々と伝わる名文に誘われて映画館
以来30年振りに当作品の録りっ放しのビデオを見ました。当時は結婚、転勤と生活が変
わり、西部劇は勿論、映画を語る相手がいない環境で映画は見っ放し状態で内容は90%忘
れていました。
 ネヴィル・ブランドの善役、ハリィ・ケリー・Jr.のチョイ役等忘れてしまっていま
した。「胸に輝く星」であのアンソニー・パーキンスを震えあがらせた、文字通り「野獣
部隊」の野獣御面相が善人とは。それも死ぬ運命に「何故殺してしまうのか」と思わせる
程のいい味は流石、悪役20年のキャリアがなせるものか。
[2003年7月19日 19時56分11秒]

お名前: J.W.   
この映画が作られたのは1973年,それから30年後の今年2003年DVDが発売され、
久方ぶりに観直すことが出来た。
監督アンドリュー・V・マクラグレン,主演ジョン・ウェイン,バドジャック・プロ制作にによる
ウェイン最晩年の西部劇である。
公開当時はまだ若く、元気なウェインの残像が強かったせいもあり、老いたウェインの姿を
見るのが心情的につらくもあり,私の中で本作の評価は決して高いとはいえない。
しかし,ウェインの死後30年近くの年月が流れた。晩年の太った,豪放磊落ウェインを最早
安心して見ていられるようになった.見ている私自身も子供を持ち,年取ったのである。
この映画のテーマは仕事が人生の一部というくらい任務に忠実な保安官と,父親失格だと
反抗する息子たちとの衝突というまことに現代的なものであって,私自身も身につまされるもの
がある。もちろん,これは現在だからこその感覚であり,公開時にはオープニングの5対1の撃合い
にウェイン健在なりと喜んだものである。
心ならずも銀行強盗の一味に加わった息子たちに父親である保安官がどう対処し,事件を解決するかが
本作の主線ではあるが、もうこの頃から作られることの殆どなくなった西部劇として多くの魅力も発見できる。
それは懐かしい西部の風景であり,町並みであり,その雰囲気でもあるのだが,より素晴らしいのは今では
得がたい役者達なのだ。
第一に心優しくかつ小ずるい悪役ジョージ・ケネディが「エルダー兄弟」以上の存在感を示す。また、なつかしフォード一家のハリー・ケリー・JR,ハンク・ワーデンの姿も見られる。デンバー・パイル,ロイヤル・ダーノ、ジャッキー・クーガンといった脇役陣も充実している。忘れられないのはウェイン保安官の友人兼スカウト役のネヴィル・ブランドである。白人との混血のコマンチ役だが相変わらずの悪漢面と悪口に思わずニヤリとさせられる。戦いの前に「(ウェインが)死ぬ前に日当5ドルくれ」といったり負傷して「コマンチとしては痛くないが,半分白人の方としては痛い」などとぼけた味を出していました。
そうそう,息子役のゲイリー・グライムスやその弟(名前は失念)役もなかなかの好演で役者ぞろいの映画でもある。また,名台詞も多く,「子育てに言い訳はない」「保安官の仕事は仕事ではない.人生の一部だ」息子へこれだけは約束してくれと「Don‘t rob banks」等など色々と楽しめる。
馬上のウェインが(ストリート・オブ・ラレド)を歌うなんてシンギング・カウボーイ以来ではないでしょうか?
[2003年7月17日 12時52分9秒]

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