作品名: ブロンコ・ビリー -


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お名前: 杉本   
やっぱり、ガンプレイも重要なファクターですから、ウェイン命さんに同感です。
ファニングだけでは真の西部劇スターと認めたくない気持ちがあります。
赤い河のジョン・ウェインの多彩なガンプレイは最高でした。
あんまり下手だとがっかりです。カンサス大平原のスターリン・ヘイドンでしたか、
アラモ(観てません)の人・・・かっこ悪かった。
[2006年8月22日 22時44分5秒]

お名前: ウエイン命   
「もう、西部劇を映画館で見る日なんか永遠に来ない」と思っていた私を、何かの間違いではと狂喜
乱舞させてくれた「ペールライダー」以来、イーストウッドの西部劇への思い入れには並々ならぬも
のを感じていましたが、この「ブロンコ・ビリー」は特にそれをストレートに出した作品ですネ。欲
を云えば、ウェスタンショーですから、もうちょっとトリックプレイがあってもよかったナーと思います。「星のない男」のダグラス、「シルバラード」のコスナーみたいなネ。
イーストウッドはずっと見てると、余り器用な方ではないですね。「荒野の用心棒」「夕陽のガンマ
ン」などでの抜き射ちもすべてファニングで、片手で撃鉄を起こしながら…と云うのは殆ど記憶にあ
りませんし、クルクル回したこともないですね(やっても半周デス)。ですから、この映画で、小切
手を現金化しようと立ち寄った銀行で、まさしく撃鉄を起こしながらベルト(ガンベルトではありま
せんヨ)から抜いて強盗の拳銃を打ち落とすや、クルクルっと回して元に戻したのが「ローハイド」
時代を通算して最も鮮やかなトリックプレイでした。但し、所謂「ガン捌き」と云う場合は、銃を扱
うすべての動作を云うものと私は思っていますので、そう云う意味からは、勿論下手ではありませ
ん。彼のガン捌きを下手などと云ったら、もうここの仲間には入れてもらえません。
ところで、イーストウッドがいなくなったらどうすりゃいいんだと思っていたら、コスナーが出てき
て西部劇の火を消さないでいてくれそうなのでほっとしている今日この頃です。
[2006年5月13日 18時34分1秒]

お名前: しめじ   
映画は見た事ないんだけど、私、B’zのファンで、B’zの歌「WILDLIFE]
というのに、「ブロンコ・ビリーも決めたぁ」というフレーズがあって気になってここに
きました。カウボーイの話だったんですね。さっそくこの映画見てみたいなあ。
[2002年2月15日 12時11分58秒]

お名前: ノスタル爺    URL
 この映画は、フランク・キャプラやプレストン・スタージェスが撮ったような戦前の
人情喜劇を意図して演出したとイーストウッドは言っていますが、古き良き時代の西部劇
へのオマージュでもあると私は考えています。
 主人公の名前がブロンコ・ビリーというのがうれしいじゃありませんか。世界最初の
西部劇『大列車強盗』に出演していたのが、ブロンコ・ビリーですからね。
 その昔、西部劇は子どもたちの人気ジャンルでした。カウボーイは子どもたちの憧れ
であり、ヒーローでした。イーストウッドはワイルド・ウエスト・ショーの座長として
子どもたちに夢を与えようとしてます。この映画が製作された1980年には、もう
正統派西部劇と呼べるような作品は消滅していました。この映画に出てくる時代遅れの
ワイルド・ウエスト・ショーは正統派西部劇そのものなんですよ。
 銀行強盗を早射ちでやっつけたり、酒場で大乱闘したり、列車強盗を企んだりと、
これまた昔の西部劇でお馴染みのシーンですね。
 極めつけは、我の強い女に対する調教。J・ウェインがやったら似合いそうでしょう。
 ラストの星条旗を縫い合わせて作った大テントなんて、アメリカの正義の象徴が西部劇
だったことを暗に示してるんじゃないですかね。
[2000年10月7日 19時48分5秒]

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