★日本最大の奥遠和ダムを占拠したテロリスト集団にたった一人で立ち向かうダム運転員・富樫の孤立無援の戦い。
★撮影は冬の黒部ダムなどで行われ、雪の中AK47銃を使ってラッセルで進むなど織田裕二の身体を張った(この撮影の為ヘルニアになったとか?)演技が光る。小説にはない冒頭のザイルを使ったダム補修シーン(左上2スチール)は、登山家としての富樫(織田)を映画らしく表現。どちらかというと登山映画というよりは山岳冒険アクションといったところか。また「ダム映画」とも言えるほどダムの構造や特徴も上手く活かされている。因みに「ホワイトアウト」とはガスや吹雪のため視界が極度に悪くなった状態を言う。 |