| 今回は、画像ファイルからEXIF書き出し付きでHTML作成が可能な"irfanview"の手順を紹介します。 私はかなりお気に入りです。 理由は色々とありますが、融通が利くこと、キー操作でほとんどのアクションが可能で使えば使うほど手になじむこと、簡単で軽快であることが主な理由です。 |
| 画像保存 ↓ 画像セレクト(F8) ↓ リサイズ(バッチ処理) ↓ Html書きだし |
| という具合である。 現在のver3.91では、EXIF情報の項目指定することによって自動的にHTMLへ書き出しできる様になったのは非常にありがたい機能で重宝してます。 それでは、順序を追って説明いきますがIrfanviewを導入されていない方、またはバージョンが古い方は、最新版をこちらに行って、“本体”と“プラグイン”をそれぞれダウンロードしておきましょう。 バージョンによってEXIFの書き出しが出来ない事がありますので必ずプログラムとプラグインは、最新版にしておくことを進めます。 日本語のプラグインもどちらかに転がっているので慣れないうちはそちらを利用したほうが良いかもしれません。 デジカメのファイルをあらかじめ任意の1つのフォルダに保存して置いてください。 "irfanview"を起動し、”T”キーでサムネール画像のブラウジングが可能です。 画像保存先のフォルダを指定すると、サムネール画像が開かれます。 ここから画像を選択して、”ダブルクリック”で等倍画面表示します。 デフォルトでは、通常等倍で開くので現在のデジカメの画素数では、全体が見渡せません。 そこで更に“ダブルクリック”すると画面サイズより大きい場合は、画面の大きさに合わせてフィットしてくれます。 これでかなりセレクトしやすくなるはずです。 画像回転も“L”で左回転90°”R”で右回転90°となり、元画面に戻るには"ESC"を押します。 2回続けて"ESC"を押すとプログラムが終了します。 全画面表示で画像が気に入らなければ”DEL”で削除もできますし、異なるフォルダにコピーしたければ”F8“で任意のファイルにコピーが可能です。コピー先は、10個のフォルダまで記憶されるので”F8“+”1”で1に登録したフォルダにコピーする事ができます。前回と同じフォルダに場合は“F8”+”Enter”です。こうすることにより、バックアップも兼ねて好きな画像が簡単に指定のフォルダへ集める事ができます。 次画像は、”Space“か”右矢印“ 戻る場合は、”BS“か”左矢印“がキーアサインされていますが、右クリック、左クリックでも可能ですし、マウススクロールボタンでも出来ます。 次にリサイズ(バッチ処理)ですが、web に登録する場合は通常パソコンの画面にあわせてリサイズする事が必要です。ふつうのHPでは、VGA程度の画像がよく使われるので600万画素では、約25%程にリサイズすると良いでしょう。 一度に同じ処理を行う場合は、“irfanview”のバッチ処理を使います。“irfanview”のバッチ処理には、リサイズの他、テキスト文章の張り付け、回転、リサイズ、リネイムなど多岐に渡ります。 コマンドキーは、”B”です。"Batch Conversion"を開き"Add"もしくは、"Add all"で対象画像を追加、Work as:に"Batch Conversion"が選択されている事を確認。 次に、"Set Advanced Options"をクリックし"Set for all images"を開き、リサイズサイズを指定します。注意する部分として、アスペクト比がデフォルトで固定されていないので "Preserve aspect ratio"には、忘れずにチェックしよう。サンプルのイメージでは同時に、シャープネスも行う様に設定してます。 "OK"をクリックして"Add all"か"Add"で左ウィンドウに選択イメージを追加し、"output dirctory"を指定した後"Start"をクリック。正常に変換出来ればリアルタイムに一画像毎に"OK"が表示されているはずです。 次にHTMLの書き出しですが、先ほど指定した出力先をサムネール表示("T")さ、"Ctrl+A"で全選択(若しくは、"Ctrl+クリック")し、"File"→"Save selected thumbs as HTML files"クリックで"Create HTML file"メニューが開きます。 ここで、キモとなるのが、HTML options : Write file info/textの中に書き出したいEXIFの項目を追加することです。詳しくは、helpの通りですが私の場合以下の項目をを追加しています。 $E36867 - DateTimeOriginal (オリジナル日時) $E37386 - FocalLength (焦点距離) $E37377 - ShutterSpeedValue(シャッタースピード) $E37378 - ApertureValue (絞り値) 後は、HTMLエディターなどで適宜変更しても構わないしそのままでも十分見応えのあるページになっています。 是非お試しあれ |
2004年5月25日