私が実際に現像から、プリントするまでに必要となった初期投資と消耗品をリストアップしました。
引き伸ばし機などは、オークションにて手に入れたもにですが、このほかは、量販店で購入した物です。
量販店とは、ヨドバシカメラとビックカメラの2つを指してます。
どちらともほとんど値段的には、同じようですが、どちらかと言えば、ヨドバシカメラの方が充実して若干安めかも知れません。
ただし、フィルムに関しては、100feet巻きを詰めて販売しているビックカメラの方が魅力があります。
(詰め物をしているのは、近くの立川店のみしか販売していない様です)

こうしてみると、自家現像およびプリントするには、6万くらいの投資が必要であることがわかります。
まーこれは、ほんの一例しかすぎないの、もっと必要な方もいるでしょうし、そうでない方ももちろんいるでしょが、あくまでも目安です。

この他、ランニングコストですが、フィルム現像の場合、毎回現像液を使い捨てで、現像1本に付き128円となりました。実際は、この他水道代(上下水道代)が結構かかるような気もしますが・・・
もちろん2回くらい使い回せば、この半分で済みまし、現像液によっても多少異なるでしょう。

プリントの方は、一回に付き190円(キャビネサイズ40枚程度まで)+印画紙22円/枚となりました。
これも、現像液によって異なりますし、印画紙の大きさによって現像液を増やす必要がありますので、この値は、最低値となるでしょう。
いずれにしても、ランニングコストは、思いの外安いと思われるでしょうが、実際問題としてビッグカメラで35mm1本の現像代は、200円です。こうなるとコストメリットは、ほとんどないと言って良いかもしれません。
しかし、自分の思い通りに行うまたは、納得した物を作り上げると言った作品に仕上げる為には、すべて自ら手がけ、そしてそれが達成したときの喜びを存分に感じるためには、必要不可欠であると思う。
フィルム現像(初期投資) 必要数 単価 合価
現像タンク (LPL) 35mm×2本) 1 2180 2180
リール (LPL) 2 1000 2000
保存容器 2 280 560
メスカップ 4 400 1600
メスシリンダ 1 600 600
ダークバッグ 1 1800 1800
おもり(2個セット) 2 370 740
撹拌棒 1 380 380
温度計 1 450 450
      10,310
フィルム現像(消耗品)
現像液 fuji スーパープロドール(1L) 1 170/4 42.5
停止液 fuji 酢酸(1L) 1 470/50 7.05
定着液 fujiフィックス(1L) 1 135/2 67.5
水洗促進剤QW(2L) 1 40/4 10
ドライウェル 1 280/40 5.6
約470ml (2本現像時)   1,095 127
引き伸ばし(初期投資)
引き延ばし機 fuji S690(中古 ヤフオク) 1 28,000 28,000
イーゼル(中古 同上) 1 0 0
密着焼(中古 同上) 1 0 0
引き延ばしレンズ(中古 同上) 1 0 0
電球(親子)(中古 同上) 1 0 0
竹ピン(3本セット) 1 500 500
バッド(ダイソ) 4 100 400
ピントルーペ 1 1500 1500
メスカップ 3 400 1200
メスシリンダ 1 500 500
ダークカーテン 1 1100 1100
引き伸しタイマ 1 9600 9600
撹拌棒(現像用を流用) 1   0
温度計(現像用を流用) 1   0
マルチグレードフィルタ (イルフォード) 1 4180 4180
保存容器 4 280 1120
      45,100
引き伸ばし(消耗品)
イルフォードdeveloper(1L) 1 670 45
停止液fuji 酢酸(1L) 1 470 7
定着液 イルフォードハイパムフィクサー(1L) 1 550 138
    1,690 190
印画紙とフィルム
印画紙(カビネ)100枚 (AGFA MCP310RC) 1 2180 22
フィルム(ACROS) 3本パック 1 880 294
フィルム(ネオパンSS) 詰め物 1 215 215
フィルム(プレスト400) 詰め物 1 230 230