漁協関連
鹿角(かづの):鹿角市河川漁業協同組合:鹿角の郷を天から見下ろすと、
河川の分布が、まるで鹿の角のように見えるから……。
申ケ野(さるがの):同漁協の事務局は、秋田県鹿角市十和田錦木字申ケ野35
にある。(字)申ケ野には、猿賀神社があり、その昔仁徳天皇の時代、
蝦夷征伐にきて戦死した田道(たみち)将軍の霊が祀られている。
名所旧跡
米代川(よねしろがわ):その昔、上流のダンブリ長者屋敷で、人々の
ために米を研いでいたら、川水が下流まで白く濁ったから……。
安久谷川(あくやがわ):上流に元不老倉(ふろうぐら)鉱山があった。
縄文遺跡「大湯環状列石」の配石のほとんどは、この流域に産する「石英閃緑ひん岩」
とされる。
夜明島川(よあけしまがわ):昔、天狗達が一夜にして夜明島川の
若狭(桃枝集落を過ぎた所)に橋を架けようとしたところ、神様達が困惑して、一番鶏
の鳴き真似をしたら、天狗達は橋を未完成にしたまま、慌てて山奥へ飛び去ったと云う。
町・字名
毛馬内(けまない):アイヌ語に由来し、葦・茅などが生い茂っている
所を意味する「き」あるいは「け」、場所を意味する「ま」、川を意味する
「ない」が合わさってできた地名、と云う説もある。
神田(しんた):神様に捧げるための田んぼがあった……。
集宮(あつみや):十和田湖を追われた八郎太郎は、男神女神の所に
せき止め湖を造って住もうとしたが、鹿角の神様達が困惑し、集って相談をしたと云う。
堀内(ほりない):大湯川に堀内、夜明島川に大堀内沢
(おおぼりないざわ)・小堀内沢(こぼりないざわ)があり、
鉱山採掘に関係があるのだろうか……。
十和田湖 − 大湯川の川沿いには、折戸(おりと)・扇ノ平
(おうぎのたい)・大楽前(おおらくまえ)・根津塔沢
(ねつとうざわ)・面内沢(つらないざわ)などがある。
夜明島川への途中には、長牛(なごし・名越)があり、長牛は昔、
金銀や銅の重要な運搬路に位置し、その道筋(迂回路)にあたるのが
桃枝(どうじ・道枝)であった。
八幡平 − 熊沢川沿いには、谷内(たにない、もと田内)・根瀬(ねせ)
・赤平(あかひら)・平(たい)・坂比平(さかびたい)
・深(ふか)・老沢(おいざわ)・切留平(きりとめたい)などがある。
また支流には、小割沢(こわりざわ)・樫内(かしない)・作沢
(さくざわ)・白沢(さくざわ)神社などがある。
米代川の川沿いには、大地平(おおじたい)・非瀬沢(ひせざわ)・
居熊井(おらくまい)・才田(さいた)などがある。
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