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「大湯環状列石」とは

 
△環状列石が作られたのはいつ?
 
 昭和17年、神代文化研究所と云う特殊な団体が大湯環状列石を調査し、この遺跡が十 和田火山灰におおわれていることから、作られた年代を「神代」(1万年以上前)である と発表した。
 
 しかし、同21年の秋田県教育委員会・朝日新聞社が行った調査では、遺跡をおおう火 山灰は、約1千年前に降下した火山灰(大湯浮石)であり、出土する土器が縄文土器(後 期)であることから、大湯環状列石が作られた時代・時期は、縄文時代後期であることが 明らかにされた。
 
 さらに現在では、出土土器(大湯式土器)の他地域との比較から、今から約4000〜3500 年ほど前の縄文時代後期前葉に作られたものと考えられている。
大湯環状列石
五本柱建物跡
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