GLNからこんにちは「パソコン入門」

ローマ字入力か、カナ入力か

△カナ入力は、疲労しない
 ワープロ(日本語のカナ漢字変換)のとき、「ローマ字入力か、カナ入力か」については、 一般的には、「日本語のアイウエオの文字数は、アルファベット26文字の倍もある。 そのため、アイウエオの配列を暗記して打ち込むよりも、 アルファベットの配列に馴れた方が容易であり、合理的である」と云われている。
 
 しかし、私はこれと趣を異にしている。
 例えば、「教育」という文字を入力するとき、両者の手順(指の動かし方)には それほどの差異はないように思われるのであるが、しかし、と考える。
@キーボード入力のとき、十本の指を同時に使いこなすという訓練を受けていないのと、 老眼と乱視のことがある。
A日本語のカナ漢字変換は、操作者の命令によってコンピュータが自動的に 変換してくれるのであるが、私自身の眼がその変換の様子を観察すると同時に、 頭脳の中でもこれと並行してカナ漢字変換をしているのである。
 カナ入力では「きょういく(打鍵)」→「教育」で済むが、ローマ字では 「kyouiku(打鍵)」→「きょういく」 →「教育」と変換されて行く、つまりローマ字入力では一工程分だけ余計に 眼と頭脳とを使わなければならないからである。
 
 つまり、ローマ字入力は、このように眼と頭脳を酷使する。 従って、私は当初から、カナ入力に徹している。

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