第四五番
『ひきしおの　引くはみちくる　あしたあり　心しずかに　ときをまつべし』
運勢【中吉】
今は人のしらぬ胸の苦しみがありますがさわがず信神して時の来るのをまち身をつゝし
んで行いを正しくすれば必ず幸ｻｲﾜｲを得る時が来ます
○願望ﾈｶﾞｲｺﾞﾄ 無理に事をなすは 　　　○争事ｱﾗｿｲ　　ひかえるがよし
　　　　　　　悪し時をまて叶う　　　 ○恋愛ﾚﾝｱｲ　　愛しぬくこと吉
○待人ﾏﾁﾋﾞﾄ 　来ｷﾀらず音信はなし　　 ○転居ﾔｳﾂﾘ　　よろし
○失物ｳｾﾓﾉ　　家の内にあり　　　　　 ○出産ｵｻﾝ 　　さわりなし
○旅行ﾀﾋﾞﾀﾞﾁ　十分ならず　　　　　　 ○病気ﾔﾏｲ 　　信神すれば吉
○商売ｱｷﾅｲ　　物価ﾓﾉﾉﾈひくゝなる　　 ○縁談ｴﾝﾀﾞﾝ 　破れる恐れあり
○学問ｶﾞｸﾓﾝ 　怠たれば危うし　　　　　　　　　　 　手を出さぬ方がよし
○相場ｿｳﾊﾞ　　下がる今思い切れ
　
神の教『恨むおもいは炎ﾎﾉｵとなって人も己が身もやきつくす』
波立たぬ平らかな心の海には、神様の御光りが澄み入って清々ｽｶﾞｽｶﾞしい、人を恨み、
憎む心は、先ず我が胸をこがして、炎となり、刃ﾔｲﾊﾞとなって先方をきずつける、それ
が又目にこそ見えね、木霊ｺﾀﾞﾏの様に再び自分に返り来って身を害ｿｺなう、まず恨みの
炎を打ｳﾁ消し、心の波を静めよう