第十九番
『はなされし　かごの小鳥の　とりどりに　たのしみおおき　春ののべかな』
運勢【末吉】
篭の中にいた小鳥が放されて自由にとび歩く様に苦しみを逃れて楽しみの多い身となる
運です世の為め人の為めに尽しなさい　幸福ｻｲﾜｲまして名も上ります
○願望ﾈｶﾞｲｺﾞﾄ 他人を助けよ人の 　　　○争事ｱﾗｿｲ　　勝つことやすし
　　　　　　　助けにて叶います　　　 ○恋愛ﾚﾝｱｲ　　深入りするな
○待人ﾏﾁﾋﾞﾄ 　来るおとずれあり　　　 ○転居ﾔｳﾂﾘ　　さわがず人に任せよ
○失物ｳｾﾓﾉ　　手近にあり出る　　　　 ○出産ｵｻﾝ 　　安し産後用心せよ
○旅行ﾀﾋﾞﾀﾞﾁ　近い所特に吉　　　　　 ○病気ﾔﾏｲ 　　なおり口が大切也
○商売ｱｷﾅｲ　　利益相当あり　 　　　　○縁談ｴﾝﾀﾞﾝ 　むりすれば腹立ﾊﾗﾀﾞﾁ
○学問ｶﾞｸﾓﾝ 　危うし全力を尽せ　　　　　　　　　 　ごとありて後に困
○相場ｿｳﾊﾞ　　売り買い損待て　　　　　　　　　　　 ります
　
神の教『憂さも、つらさも腹立たしさも、心ひとつのおきどころ』
大空にすむ月の光ｶｹﾞも、見る人々の心によって、楽しくも、悲しくも、腹立たしくも眺
められる　自分の身辺に起る凡ての事柄の中に神様の有難い御教、忝ないみさとしを味
わって、感謝の気持ちで眺めれば、身も心もほがらかに、禍ﾜｻﾞﾜｲも自から転じて幸とな
って来る