第十三番
『いけみずに かげはさやかに うつれども てにとりがたき ふゆの夜の月』
運勢【小吉】
水の中の月の目に見えて手に取り難いと同じように心苦しみ多く思うに任せぬ事 引き
つづき総て進みません 万事控え目に信神して時の来るのをまち身を守ること
○願望ネガイゴト 思うにまかせず目に   ○争事アラソイ  勝がたし 言うな
       見えて早くは出来ず   ○恋愛レンアイ  後で泣く控えよ
○待人マチビト  来れども遅し      ○転居ヤウツリ  動かぬがよし
○失物ウセモノ  出がたし 高い処    ○出産オサン   身を大切に取扱え
○旅行タビダチ 金銭カネの費多し慎め   ○病気ヤマイ   重し医師をえらべ
○商売アキナイ  利益なく損あり     ○縁談エンダン  口舌ありて心配する
○学問ガクモン  困難なり勉学せよ           何も言わないで待
○相場ソウバ  急ぐな待てば利あり          ちなさい
 
神の教『腹が立つなら一と足あがれ、岩の下をば水がいく』
一歩あがれ、親心になり、神心になって眺むれば、腹も立たぬ、憎くもない、可愛想に
なる、気の毒になる、彼れは神様を知らぬのだ憐んでやれ、彼は悪魔に囚われて居る、
救ってやれ助けてやれ、それよりも先ず自分が一歩退いて反省する事が肝要だ

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