松館の菅原神社の鎮座している所は、秋田県鹿角市八幡平字天神館33番地である。
この鎮座地は、いわゆる「空堀」に囲まれている。 空堀(からぼり。空壕とも)とは、水のない堀。山城に多く、障害として設けるほか、 城兵の通路などにも用いる(goo辞書)。 菅原神社の境内や参道には、松(アカマツ)や杉の巨木が生い茂っている。 神社の鎮座地に相対して、空堀を巡らしているのが、精左衛門舘である。 これらの字天神館は野月に隣接し、隣りの尾去八幡神社と共に、標高(海抜) 約200mである。 ところで、鹿角の郷の歴史的に重要な館や集落は、標高200mの高さに形成されていた。 ※「海抜200m探訪」参照 と云うことは、ここ天神館周辺は、縄文時代の頃から人々が住んでいたことが 想定されよう。 [地図上の位置(菅原神社)→] |
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