「松館今昔:松館の由来」

地名の由来「松舘」か、「松館」か

 ここ鹿角の郷には、あちこちに松(アカマツ、南部赤松とも)が生えている。
 松館地区の水源の山である、三ノ岳(三ノ台)〜その山腹にも、松の良材が 沢山生い茂っている。
 
 同じく三ノ岳の山麓に鎮座している菅原神社(天神様)の境内や参道にも、 神木である「鏡松(かがみまつ)」をはじめ、松の巨木が沢山生い茂っている。これらの神社の松は、植栽されたものであろうが、立派に生育している。 即ち、「松がよく生えている舘(たて)」と云うことで、松舘の地名が興ったもの と考えられよう。
 
 なお、「松舘」か、「松館」かについては、ここ鹿角市が誕生した際、大字や小字 の呼び名も改称されることとなったので、旧来の「松舘」から「松館」へと変更さ れたものであろう。
 そこで本稿では、「舘」を「館」、即ち「松館」と表記することとする。

 因みに、名字「松舘」について、下記を参照されたい。
@当GLNサイトQ&A 「松舘家の由来に関すること」
A尾去沢の姓氏ルーツ研究家 畠山一鶯氏のページ 「松舘」

[次へ進む]  [バック]  [前画面へ戻る]