平成19年6月27日 夜明島渓谷茶釜の滝登山路調査同行記

△私のこと
 私の年齢は戸籍上は68歳5ケ月、身長は170cm足らず、体重は50kg足らず。 軽い高血圧のため、毎朝薬を一カプセル服用している。ところが、 この日のために日々緊張していたのか、二三日前に一回だけ服用を忘れていた。 私の身体の中で人前で言えるものは、歯だけである。歯には故障はないが、半年に 一度歯石除去のため治療している。今回は、奥の方の歯の3本を特に丁寧に 歯石除去していただき、前日に治療を終えたばかりであった。 数日前から右膝が少し痛い感じがする。これは、実は、健康維持増進のため週二は 鹿角郡市の河川の源流で岩魚釣りをしていて、そのときカッパリとって痛めたようである。 前日の26日は、天気予報が一時雨とのことであったので、休養したら、当日は 気にならなかった。右足中指の上部の皮がむけていて痛い。これは、24日に 「作沢沼を探勝する会」に参加したときに履いた革靴(ヘンチョウカ?) がすっきり収まっていなかったからである。そこで、テープなどを二重に巻いた。
 出で立ちは、草刈機操作のときの保安帽、長袖シャツと汗除けのタオル、 業務用の紺色ズボン、防水のスパイク地下足袋にハバキ(脚絆風のもの)、 安価で固めの合成セーム皮手袋、小さめの リュックと、デジカメを入れる肩掛けケースであった。
 持ち物は、コンビニにおにぎり三個、プリン一個、180mlリンゴジュースと乾燥果物 (イチジクか)、350mlお茶二本、黒砂糖少々(予備として魚ソーセージ1本と醤油少々)、 十年ほど前のSONYデジカメとフロッピィディスク九枚、 雨具(上着のみ)、などであった。 また、救急テープ、二万五千分の一地形図、虫眼鏡や筆記具なども……。
 茶釜の滝へ挑戦するのは、今回で二度目である。最初は、二十代の前半の頃、 同じく夜明島林道終点から茶釜の滝、雲上の滝を経て、八幡平国立公園の 大場谷地へ出た。難儀で、疲れたような記憶が残っている。
 
△同行者(順不同)
 NPO関善賑わい屋敷役員のO氏とN氏は、共に初挑戦である。
 O氏は、ときどき山菜取りなどで山へ行っていたようで、身のこなしが柔らかい。 足回りは普通の地下足袋であったが、上手に「沢登り」をしていた。もっぱら、 山菜に目を光らしていた。150cmもあろうかと云う天然の「秋田蕗」には驚いていた。
 N氏はパパイヤ鈴木を彷彿させるが、身のこなしはぎこちない。もっぱらNIKONの 本格デジカメ担当であった。途中、川の中で携帯電話を濡らし、 だめにしてしまったらしい。

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