△夫婦滝(帰路に撮影)
ときどき休息しないと、息がはずんだりなど、身体的に耐えられなくなる。
よく、休むとき座ってしまうと、なお疲れが増すと言われるがしかし、小休止のときは
普通、座って休むことになろう。
景色を眺めたり、草花を観察しながら互いに会話したりするときは、
小休止を兼ねて、例えば、杖のような物とか、立木とかで身体を支えることは良いと思う。
ところで、疲れたりしていると、所かまわず座りたくなる。そのためには、
緻密に編んだ丈夫なズボンを勧めたい。ここ夜明島渓谷辺りには、
ツツガムシは生息していないと思われるが、万一のことを
考えて、蒸し暑い日などの季節には、濡れた草むらには座らないように……。
お尻が濡れると不愉快なものである。そんなことがあってか、その昔、
国有林関係者は、腰当をしていた。獣か何かの皮であったのではないかと思う。
腰当(アテシコか)とは、後ろ腰に下げる丈夫な厚い布
(一尺四方位)のことで、座って休むときは、それをお尻の敷物にした。
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