参考(出典):花輪まちづかいサポーター資料
△新町愛宕神社 愛宕神社は火除け・火伏(ひぶ)せの神として知られ、その祭神は迦具土神 (かぐつちのかみ)である。地蔵信仰とも結びついており、本地仏は勝軍地蔵、 悪業煩悩を払い戦勝を授ける神としての信仰も集めていた一般には火防のほか、 塞(さえ)の神・境の神として疫病除け・村境守護が祈られた。祭日は旧暦四月二十四日 だが現在は一月遅れで行われている例が多い。毎月二十四日に愛宕講を開くところ もある。 花輪新町の愛宕神社は迦具土神を祀る。四月壬辰(みずのえたつ)の日に祭礼を 行い、信じのあとに町内の社事係二名が塩と水を持ち、別当に従って町内の十二ケ所 で清めの塩とヒバの葉につけた水を播き、町内を清めて歩く火伏せの行事を 行っている。 大町の愛宕神社も五月二十四日に同様の祈祷をする。 花輪の町内は昔から火災が多かったため、こうした行事が今にいたるまで実施されて きており、これは他の集落でも行われている。 級ノ木の愛宕神社は、藩政時代の記録では稲荷神社であったが明治以後は勝軍神社 となり、戦争中は兵士の武運長久を祈る神様として参拝者が多かった。戦後は 愛宕神社と名称が変わり、建材は五月二十四日に講が開かれている。 ※愛宕神社とは |
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