[森の中へ] |
森の中へ [森の中へ] 森の中へ未知の彷徨い谷川の 紅葉に映える乙女の瞳 森の中へ未知の彷徨い谷川に 乙女の瞳紅葉に光る 15.10.15 森の中映える若葉に水の音 緑の回廊 森の中へ鳥来て止まる高き枝に 光りとともに囀りわたる 赤き葉の道を探してなお進む 乙女の瞳珠露の如し 赤き葉の道を求めてなお進む 乙女の瞳珠露の如し 15.10.16 木々の葉の赤い柄は今 森の命のまっただ中に 進み行くなお進み行く森の中 赤い葉柄吾を急き立てる 森の中落ち葉の上を進み行く 葉柄赤く未知へと誘う 15.10.27 |
君は何故森に入った 森は君のものでも誰のものでもない 君達はなにゆえ森に入るのだ 森は君達だけのものでない 故郷の森の中へ分け入ろう 君に逢いたい何処にいるのだ 吾はいま森の中へ分け入ろう 君に逢えるのがたのしみである 15.11.08 故郷の森は迎える快く 吾悲しとも嬉しきときも 森はただ吾を迎える快く 吾悲しともまた嬉しとも 15.11.08 故郷の森の中は独りでない 独りの吾の分け入るを待つ 当てもない独りの吾を待つ 森の中は独りではない 15.11.08 森は時として独りのときもある その時吾も独りになる 森の中気がついたら君がいた 森の全ては君の全てだ 15.11.08
|
好きな森総てを備えている森 森は完璧そのものの君 好きな森気分爽やか花薫る 君の瞳にそれは凝縮 好きな森気は快く吾を惹く 鼓動は弾む森は君ゆえ 15.11.10
|
森は君君の命の森の中 生きている森君のまにまに 森は君君の命の森の中 豊かな命神のまにまに 森は君君の命の森の中 生きている森神のまにまに 森は君君の命の森の中 遥かに続く命の手綱 15.11.10 |