GLN「鹿角篤志人脈」:相馬茂夫

山の枯木のつぶやき(1)

 さて、山神社境内を公園化とようとさつきやつゝじを植えはじめて二十年程になります。 割箸のような小さな苗木もこの頃やっと花が見られるようになりました。 千秋公園(注:秋田市)のようなつゝじになるもはまだまだ先の話ですが、 でも私達は植えた当初から木の大きくなるのを願って毎年さつき祭りをやってきました。 平成八年には皆さんの幸せと長寿を願ってあの大きい石は亀の姿にも見えるので、 この石を幸運の神さまとして祀り、その側に百才になった山神社の吉田ヒンさんと 瓜畑の原田ヨシさんにこれも縁起をかついで「一位の木」を植えてもらいました。 まだ木も小さくあまりかっこうよくありませんが、百年もたてば堂々たる風格が備わってくると思います。 冒頭にもかきましたが、三十一日(日)にはさつき祭りという花見をやりたいと思いますので、 是非皆さん参加していたゞきたいと思います。 雨天のときは山神社自治会の集会所をお借りします。
 
 話しは後先になりますが、ご存知のように去年尾去沢中学校では「刻の翼」というふる里の歌を つくりました。「金山ソーラン」と共に尾去沢を象徴する歌として今後長く歌い踊られていくと思います。 刻の翼の方はCDもありますので、紙面もなくなりましたので歌詞は省略して、金山ソーランの方は お祭りのパレードで聞いているだけの人は歌詞がよわからないだろうと思って、 学校の方に聞きましたので、参考まで次にかいてみました。
  尾去沢の皆さんへ
 
 そうそう忘れるところでした。 はじめに「山の枯木のつぶやき」とかきましたが、私は何をやるときもポケーッと立てみているだけで 何の役にも立ちません、ジャマだ目ざわりだと思っている人も多いと思いますが、 心の中ではいつも有難うございますと思っております。 枯木も山のなんとやらで、ジャマだと切り倒さないで自然に倒れるまで仲間に入れて大目に みていたゞきたいと思います。  以上
  平成二十一年五月十二日
 
  かなやまソーラン
一、光さす山尾去沢
  ぼくらが明日の鉱石さ
  からめおどりのリズムから
  遠い煌めき受け継いで
  勇気わき出る かなやまソーラン
  ヤーレンソーランソーランよ
    ドッコイショ……
    ドッコイドッコイドッコイショ……
    ソレソレソレソレ……
二、マインランドの宇宙には
  未来の道がつながって
  風に負けずに翔けるのさ
  元気100倍 かなやまソーラン
  ヤーレンソーランソーランよ
    ドッコイショ……
    ドッコイドッコイドッコイショ……
    ソレソレソレソレ……
三、水晶山には金の羽根
  心やさしく羽ばたいて
  カルタ描くよふるさとに
  桜大樹の花開く
  希望いっぱい かなやまソーラン
  ヤーレンソーランソーランよ
    ドッコイショ……
    ドッコイドッコイドッコイショ……
    ソレソレソレソレ……

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