鹿友会誌(抄)
「第八冊」
 
△川村十二郎君通信
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 かきりなく栄ゆく御代の年はしめ 外国人もみな祝ふらむ
 大君もよろこはすらんみ軍の 幸のめてたきとしの始を
 から衣春を知らるゝうらゝかに ダルニー富士にさす日影かな
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 日本よい国山々見れば 青葉茂らぬ山はない
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