鹿友会誌(抄)
「第三十四冊」
△故武藤政太君
前途有望の鬼才を懐きて、志の半にして夭折せられたるは、哀悼に堪へざる処なり。 せめて君が遺子二男二女皆健全に生育して、君が志を継ぎ、国家有為の人材となられん ことを切望するのみ。尚ほ君は、本会の為め尽瘁せられし赤誠功績は、永く燦爛として 輝やき、我が会の忘るべからざる追憶の記念塔である。
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