GLN「鹿角の温故知新への旅・鹿角先人列伝一覧」
沢出椿庵
盛岡で塾を開く。
参考(出典):「鹿角のあゆみ」
通称源佐久 尾去沢に生れた。初め内藤天爵に就学したが、二十六才の時、発奮して 江戸に出、東条一堂の門に入り経史を修めた。貧書のこととて按摩や辻講釈をして学校 を得、刻苦すること十年に及んだという。学成って帰郷し、初め毛馬内桜庭氏に仕えたが、 後盛岡に出て塾を開くや、その雄弁と真説が遠近になりひびき、門生の増加が著しく、 塾舎常に満員の有様であった。
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