鹿角の近代人物伝2
 
…… 音楽教育と音楽起源の研究 ……
△黒沢隆朝   1895-1987
  黒沢隆朝 の父は市太郎、代々神職の家であった。秋田師範を卒業後上京、大正十年東京 音楽学校を卒業した。
 バイオリンを学び、山田耕筰、田辺尚雄に師事した。大正の終わりごろから盛んに 童謡作曲を手がけた。また教科書作りに貢献した。
 昭和十四年にはアジア音楽調査、十六年タイの音楽調査、十八年台湾高砂族音楽調査 を行い、その調査報告は後に黒沢学説と呼ばれ、国際的にも大きな反響をよんだ。
 
 「お星様」は、大正五年 曙小学校 に奉職した折の作詞・作曲である。
参考:鹿角市史

ウィキペディア『黒沢隆朝』初版の桜田守宏による投稿は、このWebページの主宰者によるものです。

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