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[鹿角の遊び] |
a01 ヤグラ掛け梅雨も終わって夏になると、樹木の上にヤグラを掛けて、寝泊りして楽しんだ。 庭に生えているサクランボやウメの木などに、板切れを集めてきて、ワラ縄で結わえ、 ムシロなどを敷いて、家を作る。いわゆる「一国一城の主」気分を味わうのである。 食事は母屋でするが、間食などは、ヤグラでする。 一番の悩みは、夜蚊に刺されることなので、蚊帳を吊ることもある。 静かに更け行く真夏の夜の雰囲気、木々の香りとともにこれを堪能する。 集落のあちこちでヤグラ掛けが見られるので、友達のヤグラの出来映えを参考にした り、また互いに訪問し合うこともある。 |