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[鹿角の遊び] |
35 ポッボ@ポッポは正月の行事で、山で働く人の家では、必ずこの行事を行った。 正月の最後の日(大正月は七日、小正月は二十日)、男の人の数だけ鏡餅を焼き、小 餅をポッポのチチの数だけつける。 ポッポは稲ワラで編み上げたもので、各房の結び目(チチ)に、餅の外に、コンブや ダシイワシ(煮干)なども結わえる。 A履物も新しいものを履き、山の神様の使いであるカラスを、 ポー、ポー、ポー と叫んで投げ与えたり、吊るして食べさせたりする。カラスがこれを食べると、縁起が 良いとされた。 B家に入るときは、生垣の柴を折って、これをヒビド(囲炉裏)にくべてあたると、そ の年は蛇に咬まれないと云う。 |