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[鹿角のわらべ歌]
天体気象歌
春夏秋冬などその季節になると、思い出して歌われる歌がある。歳時歌にも似て、郷 愁をおぼえるものである。
△雷ごろごろ
夏雷が鳴り出すと、子供たちは急いで桑の葉を取ってきて、家の周りに差し込み、落 雷除けの呪いにする。稲妻が光った瞬間、「桑原桑原桑原」と素早く三度唱えると雷が 落ちないとも云った。
雷ごろごろ稲妻ぴかぴか じくなし(臆病のこと)親父こ
桑
か
の葉こ取るに 寺子屋の後さ行ったけぁ
バラかぶ根っこ ぶっぱねて もっこ褌ふっかけだ
あんえ痛てでぁ はちの婆やえど
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