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［鹿角の民謡］ |
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△おえと節 一、 おえとおえとの 爺様は婆様 今朝もさせだけァ お寺めェりお寺めェり 二、 おえとおえとの 勝負が見えね 勝負わからぬ 西東西東 三、 おえとおえとの 将棋の駒よ さしつさされつ 夜明けまで夜明けまで 四、 赤坂五丁目の やぐらの太鼓 打てやかけ出せ 二部の消防二部の消防 五、 めでた嬉しや 思う事ァ叶うた 千秋楽には 鶴と亀鶴と亀 六、 逢いたさ見たさに これまで通う 暗い夜道を 一人旅一人旅 七、 東雲（ｼﾉﾉﾒ）しののめ 東雲鴉 何の東雲 明け鴉明け鴉 八、 この家屋敷は 七帖に八帖 苦情がないから またお出でまたお出で 九、 風の模様で 別れて居ても 末に結ばる 糸柳糸柳 十、 この家お庭に 這い藤ござる 藤と思えば 金のつる金のつる 十一、 月と一緒に 出てきた私 月は山かげ わしゃここにわしゃここに 十二、 この家お庭に 入るもはしめ（初め） 履いた下駄緒の 切れるまで切れるまで （伝承者 尾去･斎藤リエ）
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