[鹿角の民謡] |
△あへこ節 参考 尾去沢下タ沢会相馬茂夫記「下タ沢会によせて」
あへこあへこと勝負は付かぬ 勝負分からぬ西東西東 ひやしぶりだと柱に頭 あひたかったと目になみだ目になみだ 唄は声柄せきだは緒柄 りんきするのは男柄男柄 目出度いものにはもゝ栗の花 長く咲いても末丸く末丸く こゝのお庭に生へたる藤は 藤と思へば金のつる金のつる 風の吹き様で分かれていても 末にゃまとまる糸柳糸柳 踊りすぎだぢァ頭で知れる わらで髪ゆて投げ島田投げ島田 めでたうれしや思事ァかのた わしの思事ァ今かのた今かのた |
△あへこ節 一、 あへこあへこと 勝負がつかぬ 勝負わからぬ 西東西東 二、 ひやしぶりだと 柱に頭 あひたかったと 目に涙目に涙 三、 歌は声がら 雪駄は緒がら りん気するのは 男がら男がら 四、 目出度いものには 桃栗の花 長く咲いても 末丸く末丸く 五、 ここのお庭に 生えたる藤は 藤と思えば 金のつる金のつる (伝承者 軽井沢・柳舘計一)
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