5511老犬さま
 
                    参考:鹿角市発行「陸中の国鹿角の伝説」
 
 老犬さまが、未だ生きていた頃、米代川に大水が出て、葛原クズハラの人が川を渡れなく
なって、流されたことがありました。
 川の水が激しくて、激しくて、誰も助けに行く者もありませんでした。
 そうしたら老犬さまは、川にザブンと入って行って、村の人達が見ている前で、流さ
れた人を川岸まで引き寄せて、助けたこともありました。

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