1501「とのさまの水」の由来(小豆沢)
 
    参考:八幡平地区老人クラブ連合会老人大学学習記録集「八幡平伝承ひろい」
 
 八幡平公民館前から東に向かって、旧街道を歩くこと約七百五十米の峨々として聳え
立つ岩壁の下に、滾々コンコンと湧き出す泉があり、人呼んで「とのさまの水」と云われて
いる。
 この街道は昔、南部の殿様が鹿角入りの際、行き来のとき此処で一服し、この水を飲
んだと云い、誰云うとなく「とのさまの水」と称されるに至ったとされます。

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