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［日月は虹の彩り］ |
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0502 花鳥風月 ［鳥］ ヒーラヒラ障子に映る桜花 ピーヨと鳴けば鵯ﾋﾖﾄﾞﾘになむ ひいらひら障子に映る桜花 ピーヨと鳴けば鵯ﾋﾖﾄﾞﾘになむ ひらりひら障子に映る桜花 舞ふ鵯ﾖﾄﾞﾘゆピーヨと鳴けり ひらりひら障子に映る桜花 飛び立つ目白舞ふ鵯ﾋﾖﾄﾞﾘ ひらりひら窓辺に映る桜花 飛び立つ目白舞ふ鵯ﾋﾖﾄﾞﾘ パラリパラリと窓辺に映る花の影 飛び立つ目白舞ふ鵯ﾋﾖﾄﾞﾘ 06.05.22 子供等の逃がせり球かかけ声か 校庭の鶏コケッと鳴かゆ 子供等の逃がせり球かかけ声か 校庭の鶏コケッと鳴けり 子供等の野球の球かかけ声か 校庭の鶏コケッと鳴けり 06.06.29 日の出まへ霞に煙ｹﾌﾞる鎮守様 鴬鳴きつきのふは祭 朝霧の木立に煙ｹﾌﾞる鎮守様 鴬鳴きつきのふは祭 霞に煙ｹﾌﾞる鎮守様 鴬さやかに祭の翌日 06.06.29 四十雀チチチと巣守りせはしなく キスゲの花咲く鎮守の樹の上 チチチチと巣守りせはしくなく四十雀 キスゲの花咲く鎮守の樹の上 チチチチと巣守りせはしく四十雀 キスゲの花咲く鎮守の樹の上 チチチチと頭上にさえづる四十雀 巣守り忙しチチチかなしも チチチチと頭上にさえづる四十雀 吾が巣守りぬチチチかなしも 06.06.29 冬鳥去り夏鳥の声多摩霊園 先人達の夢かけめぐりをり 06.09.06 南から調べを乗せて渡る鳥 群れは変われど歌は懐かし 南から調べを乗せて渡る鳥 群れは変われど歌は変わらじ 06.09.06 冬の間にやまと心を歌にして いざ明日は北帰る鳥たち 06.09.06 |