徒然想問

ジェンダー・フリーと補うこと


△思想を実現する
「或る人問う」
 現在(平成17年前後)欧米諸国は、イスラム教徒の扱いに苦慮している。
 このことと、ジェンダー・フリーとの関わり合いはあるのか。
 
 既述のとおり、欧米諸国の思想や哲学は、キリスト教に立脚している。思想や哲
学による恩恵の対象は、キリスト教を信じる(又は理解する)人々である。
 もし、イスラム教徒が、キリスト教を理解する度量があれば、問題は解決するの
か。
 
「我は想う」
 そのときが早く到来することを願うのみである。
 
「或る人問う」
 キリスト教徒側にも、イスラム思想を理解する度量があってもよさそうものと思
うが………
 
「我は想う」
 ………
 
「或る人問う」
 ?………
 イスラム教は、いわば新興宗教であると云われている。
 それにしては、教義は何となく古臭くて堅苦しく、一方では神へは忠誠ごとは固
くなに設定されているように感じられるが………
 
「我は想う」
 イスラム教の成立した頃は、メッカ近辺ないしイスラム圏(中東)の人々は、キ
リスト教徒より貧しい生活をしていたからであろう。ブドウ酒(酒類)を飲まない
ことにしているのも、そのことことの表れであろう。
 
「或る人問う」
 イスラム教では、例えば人々は神の前では平等である、と云われるが………
 と云うことは、現実も将来も、イスラム社会では、実社会での平等はありえない
のか。
 
「我は想う」
 イスラム社会においては、これから世界の新しい思想や哲学をもっと理解するこ
とに努力する必要があろう。

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