徒然想問

個の価値


△世界の一員と担うこと、達成感
「或る人問う」
 他力宗では家々の屋根の色に統一性を求められるが、自力宗ではいろいろな屋根
の家が建ち並ぶ、と云うことだね。
 
「我は想う」
 自力宗では、個々はマチマチであることを前提とする。
 大小様々な物(あるいは人々も)は、それぞれ異なった個性を発揮して、この世
界を構築しているからである。
 
「或る人問う」
 と云うことは、それらの個々は、それぞれ世界の一員として、そこに存在し、又
はそこに作用すると云う、貴重な任務を担っているんだね。
 
「我は想う」
 それぞれが担っている持ち場持ち場で、大切な任務を遂行し終えたときには、計
り知れない達成感を味わうことが出来る。
 
「或る人問う」
 即ち幸福感とか、満足感とかだね。
 でも、弱者も平等に達成感を得られるのか?
 
「我は想う」
 例えば100mの徒競走のとき、そこには必ず勝者と敗者とが生じる。あらゆる自然
の営みや、社会、組織は、強者(勝者)と弱者(敗者)が混在することをもって成
立している。
 
 しかして、弱者は弱者なりの想いがあるので、強者は強者なりの振る舞いをする
必要があろう。
 
 別掲参照「強者は必ず勝つのか」

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