11 神名解説 はじめに 参考:ぎょうせい発行「日本の神話」 わが国の各神社には、必ず御祭神が祀られ ております。その御祭神名の意味を理解した 上で、自分の念オモいや願い事を託してお参り します。そうしますと、その神様の恩頼ミタマノ フユが、身近なものとなって体現せられるので す。 本稿は、(株)ぎょうせい発行の「日本の 神話」シリーズを参考にさせいいただきまし た。 なお、「神様の恩頼一覧」も併せてご覧下 さい。」 SYSOP [付記 神カミと命ミコト、尊と命の違い] 古事記や日本書紀における「みこと(命・尊 )」とは、神様の尊称であり、また、例えば 「伊邪那岐神」も「伊邪那岐命(尊)」も全 く同一と考えてよいでしょう。 なお、日本書紀においては「至貴イタリテタフトキ を尊ミコトと曰イひ、自余ソノホカを命ミコトと曰イふ」 と定義していますが、古事記においては全て 「命ミコト」としています。 注 :神名は『古事記』に準拠(平仮名神 名は『日本の神話』に拠る)。 凡例:N印は『日本書紀』に拠る。 S印は『古語拾遺』に拠る。[次へ進む] [バック]