MI10049 長嶺八幡神社先祓舞 鹿角市指定無形民俗文化財 昭和61年1月16日指定 所在地 鹿角市八幡平字長嶺 所有者 長嶺八幡神社先祓舞保存会 明治5年、集落の鎮守チンジュが毘沙門堂ビシャモンドウから八幡神社に改められたことに伴 い、祭に賑わいを求めて、明治20年に若者たちが老名オトナたちと諮ハカって、安代町(岩手 県二戸郡)兄川稲荷神社に伝わる先祓舞を習得導入したもので、兄川舞ともいわれてい る。 八幡神社の例祭は、戦前は旧暦6月15日、第二次世界大戦後は新暦7月15日に行われ ていたが、現在は7月第3日曜日が本祭、その前日が宵宮ヨミヤとしている。 宵宮には神社から宿元まで神輿渡御の先祓いとして舞い、本祭では集落内を巡行し、 境内の広場でも舞う。 演目は、@五ツ打ち、A二ツ打ち、B拝むの、C拝まないの、Dしゃれしゃれ、Eじ ゃんじゃんじゃっきん、Fしささい、Gとかとか、Hまえことり、Iたち車、Jきねと り舞、K下ぶっけ、の12節であるが、大別すると棒舞、刀舞、扇舞、きね舞の4種が基 本である。 [先祓舞] |