MI10025 尾去沢鉱山資料
     鉱山用具 77点、鉱山作業絵図 2点
 
秋田県指定有形民俗文化財
昭和41年3月22日指定
所在地 鹿角市尾去沢字獅子沢9-10 鹿角市鉱山歴史館
管理者 尾去沢公民館
 
 尾去沢オサリザワ鉱山で使用された鉱山用具41種77点と鉱山作業絵図2点で、ともにかつ ての尾去沢鉱山の稼行カコウ状況を物語る民俗文化財である。
 尾去沢鉱山の開坑は明らかではないが、江戸時代には盛岡藩の金・銅山として本格的 な稼行を行っている。
 採鉱及び鉱石運搬用具(せっと、たがね、みみかき、カッチャ、片口、片つる、さば 切り、雁木ガンギはしご、篭カゴ、荷杖、えぼ、火あかり、ほりこ、龕灯提灯ガンドウ チョウチン、釜式カンテラ)や選鉱・製錬用具(挽臼ヒキウス、唐臼、桶、掫板セリイタ、きっち、か さかけ用椀、こばし、ふいご、ロウソク台、金鉱秤)、さらに金掘り仕事着、掘子作業 着、草鞋ワラジ、あてしこ、弁当しこ、弁当、ひち、ひやげ等、一括して保存されている。  また、作業絵図は、これらの用具の使用法を含めて、鉱山内の作業を詳細に伝えてい るものであり、ともに貴重な資料である。
 
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[地図上の位置→(鹿角市鉱山歴史館)]

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