由 緒 萬松寺末。慶長元年九月の創立、開山は萬松寺二世喜庵太悦、開基は大光寺左 衛門佐正親と伝えられる。 明和四年(1767)鹿角三十三番観音霊場第一番札所。 即ち長福寺は、慶長元年(1596)に花輪城代大光寺正親が現在の長年寺の境内に開山 した。延宝二年(1674)に中野氏が花輪城に配置替えになると城下町造営と自身の菩提 寺である長年寺の建立などもあり、現在地に移さた。山門は享和三年(1803)に造られ た総欅造りで、天井には狩野永風が描いた幡龍画があり蟇股の蕪の彫刻も有名。 [画像表示] [碑文] [文化財 「YU10010 木像三十三観音菩薩像 」] [地図上の位置→]