14 夏井老人クラブ区域内の神様
 
名  称    所在地    故事来歴
 
八幡神社    夏井     祭神 応神天皇・比売大神・神功皇后
               例祭 八月十五日(部落の人々何時になく拝している)
               社殿 二間四面
               創立 不明
               由緒 個人の氏神として祭られたものであるが、部落
                  に公園として場所を提供するとともに部落で維
                  持している。
                  以前は公園の端にあったものであるが、現在中
                  央部分に位置している。
                  また、昔例祭日には運動会も行われたようであ
                  る。
 
蒼前神社    日尊(夏井) 祭神 蒼前神(馬の神)
(駒形神社)  と長牛の中間 例祭 旧五月五日・正月十六日
               社殿 一間半四面
               由緒 東北地方から関東・中部地方にかけて祀られる
                  馬の神、東日本に限られる信仰で特に家畜の馬
                  の生産のために祈願され、例祭日には絵馬が奉
                  納されるものであったが、農耕文化の変化と家
                  畜の減少によりそれも減っている。
 
稲荷神社    日尊(夏井) 祭神 倉稲魂神(宇加之御魂神)・猿田彦命・大宮女
                  命・豊受姫命
               例祭 二月二十日・九月二十日
               社殿 五間四面、石段百余段、鳥居二基
               氏子数 一二〇
               創立 慶長年間
               由緒 字名にあるように「日尊大神宮」と称されてあ
                  ったようだが、後に稲荷神社となった。そして
                  往古より夏井の産土神として崇拝されている。
                  明治六年村社になる。
                  現在の社殿は明治四十年建立したもので、昭和
                  二十七年屋根替え、昭和四十一年トタンに替え
                  た。
                  毎月二十日、講中が現在も行われている。
 
               [むらのいぶき]
               祭神 産土神、豊受姫命、猿田彦命、天鈿女命
               慶長年間、小分沢長者が日尊大神宮として尊崇してい
               たのを、夏井郷士中館五郎左衛門なる者が勧請の由。
               稲荷神社として数度再建修覆し、往古より夏井の産土
               神ウブスナサンとして拝崇されてきた。
               以前毎月二十日には氏子達が重箱ジュッコを持ち寄り、神
               官に祈祷して貰い、御神酒を戴いて楽しみとしていた。
               春祭、秋祭には部落の相撲大会をやったり、演芸会を
               やったり、皆で夜祭りを楽しんだものである。
 
薬師神社    上沢から小割 祭神 薬師三尊(眷属には護法神として十二神将)
        沢への道端  創立 不明
               由緒 民間信仰の中で特に眼疾の神として信仰されて
                  いる。

[次へ進む] [バック]