12 玉内老人クラブ区域内の神様
 
名  称    所在地    故事来歴
 
愛宕神社    玉内     祭殿 産土神
               社殿 三間四面(巾二間奥一間拝殿)、石段四五、鳥
                  居二門
               神社の創立不詳。明治十七年六月安倍嘉津馬氏と部落
               氏子達で再建。神社は玉内村一望に臨める舘跡に建立、
               昭和四十五年十一月現在地に移転しました。
               神社は花輪町の信仰者も多く、戦時中は武運長久祈願
               者の御参拝でした。
               昭和五十年十一月鳥居一門建立、石段等修復。
               御神体(高さ約四十五p)はダルマ形木造地蔵様二体
               体粉史。
               八月十六日祭事。行事としては部落総会、夜は盆踊り
               大会。
               伝承行事としては夏の土用前日は農作物豊作の祈願祭、
               虫送り慰霊祭などを催しています。また二月一日の和
               午講は厄年の方々主催、部落婦人部を招待し御神酒、
               料理をご馳走、厄払の祈願をしている。
 
               [むらのいぶき]
               祭神 産土神
               御神体は達磨の形をした木造の地蔵様二体であったが、
               一体は子供達が境内の坂を転がしたり川に流したりし
               て遊んで紛失した。
               八月十六日は部落全戸が集まり参拝する。以前は持ち
               弁当であったが、今では部落自治会経費で料理を賄っ
               ている。
               部落民の信仰厚く、元日早々沢山の人が初詣し、先陣
               を競う人、ご馳走持参の人など、神社は暖房され朝ま
               でいる人もある。
               月の二十四日には、廻り宿のトッコを行っている。
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