23 社僧に関する和歌
 
                       参考:吉川弘文館発行「古事類苑」
 
△権別当
榊葉に其いふかひはなけれども 神にこゝろをかけぬまぞなき
                      (新古今和歌集 十九神祇 法印成清)
 
△少別当
さゞれ石の岩ほに種や松の春 いく八千代まで長き日の影(台徳院殿御実紀附録 四)
 
△検校
なぎの葉にみがける露のはや玉を むすぶの宮やひかりそふらん
                     (夫木和歌抄 三十四神祇 検校法親王)
 
つかへつゝ思ひしよりもみくまのゝ 神のめぐみぞ身に余ぬる
                      (新拾遺和歌集 十六神祇 僧正良瑜)
△御師
思ひきやかまどの山にいのりして よその煙となさん物とは(経信卿母集)
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