040045竹松 参考:岩波書店発行「広辞苑」など 〈竹松タケマツ〉 「竹」 イネ科タケ亜科の多年生常緑木本の総称。タケ群とササ群に大別。独立のタケ科とす る場合もある。茎は木質化、隆起した節があり、地上茎・地下茎に分れる。地上茎は直立 叢生、多くは中空で、地下茎は節部から根及び筍タケノコを生ずる。葉は狭長扁平で先端が 尖り、短柄。稀に稲穂状の黄緑花を着けるが、開花後は多く枯死。東南アジアを中心に、 世界に約40属600種、わが国ではおよそ12属150種を産する。タケ群はマダケ・ナリヒラダ ケ・ホウライチク・オカメザサなどの各属を含む。建築・器具製作・細工物・竿などに重用 し、筍は食用。