040018当麻 参考:岩波書店発行「広辞苑」など 〈当麻タエマ〉 「麻」 @大麻タイマ・苧麻カラムシ・黄麻・亜麻・マニラ麻などの総称。また、これらの原料から製した 繊維。糸・綱・網・帆布・衣服用麻布・ズックなどに作る。お。 Aアサ科の一年草。中央アジア原産とされる繊維作物。茎は四角く高さ1〜3m。雌雄異 株。夏、葉腋に単性花を生じ、花後、痩果(おのみ)を結ぶ。夏秋の間に茎を刈り、皮 から繊維を採る。実は鳥の飼料とするほか、緩下剤として摩子仁丸の主薬とされる。紅 花・藍と共に三草と呼ばれ、古くから全国に栽培された。ハシシュ・マリファナの原料。 大麻・あさお・お。 「当麻」 能の一。世阿弥作。中将姫が大和国当麻寺タイマデラで生身の弥陀を拝みたいと祈ると化 尼ケニ・化女が現れたこと、姫が蓮糸で曼荼羅を織ったことを素材として浄土を讃嘆する。