0202824栗焼 参考:岩波書店発行「広辞苑」など 〈栗焼クリヤキ〉 「栗」 クリはブナ科の落葉高木。樹皮は暗褐色。葉は長さ8〜12pの長楕円形、刺状の鋸歯が あり、互生。6月頃花穂を出し淡黄色の細花を着ける。単性花で雌雄同株。果実は「いが 」で包まれ、食用・菓子などにする。木材は耐久・耐湿性が強く、家屋の土台、鉄道の枕 木、艪ロ・車・運動具などに用いる。 「栗焼」 狂言の一。太郎冠者が栗焼を命ぜられ、一つ食べ二つ食べして皆食べてしまい、言い訳 に作り謡を謡って誤魔化す。