21 新宿御苑の樹木01
新宿御苑の樹木その01
参考:山と渓谷社発行「日本の樹木」
保育社発行「皇居の植物」
環境庁新宿御苑管理事務所1980資料
凡例 ◎印:皇居及び新宿御苑に生育していると推定される樹木
△印:皇居のみに生育していると推定される樹木
○印:新宿御苑のみに生育していると推定される樹木
注意1:新宿御苑における調査対象樹木は,@胸高幹回り30p以上,A植栽木は樹高
3m以上(その他庭園樹として特記すべきもの,希少価値のあるものを含む)
です。
2:各樹木の行末に掲げてある数値は,新宿御苑に生育しているものとして調査
された樹木の本数(概数)です。
3:また,カッコ内の数値は,桜樹の調査本数(概数)で内書きです。
[裸子植物]
◎ソテツ 蘇鉄:ソテツ科の常緑低木,6〜8月開花,雌雄異株,種子は卵形の朱赤色
5
◎イチョウ 銀杏・公孫樹:イチョウ科の落葉高木で中国原産,4月開花,雌雄異株(
雄花は淡黄色・雌花は緑色),実は黄色で悪臭があり,食用 269
△イチイ 一位:オンコ・アララギ,イチイ科の常緑高木,3〜4月開花,雌雄異株(
雄花は淡黄色・雌花は緑色),果実は秋に赤く熟し食用
◎キャラボク 伽羅木:イチイ科の常緑低木,3〜5月開花,雌雄異株(雄花は淡黄色
・雌花は緑色),果実は赤く熟す 17
△ダイセンキャラボク :イチイ科の常緑低木(鳥取県産)
◎カヤ 榧:イチイ科の常緑高木,4〜5月開花,雌雄異株(雄花は黄色・雌花は緑色
),果実は翌秋に紫褐色に熟す 36
チャボガヤ 矮鶏榧:イチイ科の常緑低木でカヤの変種
◎イヌマキ 犬槙:クサマキ・マキ,マキ科の常緑高木,5〜6月開花,雌雄異株,果
実は秋に緑色に熟す 14
◎ラカンマキ :マキ科の常緑高木 19
ナギ 梛:マキ科の常緑高木,5〜6月開花,雌雄異株,果実は11月に成熟
◎イヌガヤ 犬榧:ヘボガヤ,イヌガヤ科の常緑小高木,3〜4月開花,雌雄異株(雄
花は黄色・雌花は緑色),果実は翌秋褐紫色に成熟し不食 1
ハイイヌガヤ 這犬榧:イヌガヤ科の常緑低木,果実は紅色に熟し食用
ハイマツ 這松:マツ科の常緑低木,6〜7月開花(雄花は暗紫紅色・雌花は淡紫紅
色),球果は翌秋黒緑色に成熟
△ゴヨウマツ 五葉松:ヒメコマツ・マルミゴヨウ,マツ科の常緑高木,5〜6月開花
球果は翌秋に成熟
キタゴヨウマツ 北五葉松:マツ科の常緑高木,5〜6月開花
○チョウセンゴヨウ 朝鮮五葉:チョウセンマツ,マツ科の常緑高木,5月開花,果実
は翌秋に帯青淡褐色に成熟 6
ヤクタネゴヨウ 屋久種子五葉,5月開花
◎クロマツ 黒松:オマツ,マツ科の常緑高木,4〜5月開花,球果は翌秋に成熟 307
◎アカマツ 赤松:メマツ,マツ科の常緑高木,4月開花,球果は翌秋に成熟 186
△アカクロマツ :アイグロマツ,マツ科
△ワカマツ 和華松:マツ科でクロマツとタイワンアカマツ(馬尾松バビショウ)の人工雑
種
ジャノメアカマツ :マツ科の常緑高木でアカマツの園芸品種
ウツクシマツ 美松:マツ科の常緑低木〜高木,4月開花,球果は翌秋に淡黄褐色に
成熟
◎タギョウショウ 多行松:マツ科の常緑低木でアカマツの園芸品種 6O
ジャノメタギョウショウ 蛇の目多行松:マツ科の常緑低木でアカマツの園芸品種
△カサマツ :マツ科で南欧・西アジア原産
△モンテリーマツ :マツ科で北米西部原産
△ハクショウ 白松:シロマツ,マツ科の常緑高木で中国北部原産,4〜5月開花,球
果は翌秋に成熟
○ダイオウショウ 大王松:ダイオウマツ,マツ科の常緑高木で北米東南部原産,葉長
は老木で20〜25p,若木で40〜60p 3
△リュウキュウマツ 琉球松:オキナワマツ,マツ科の常緑高木,4月開花,球果は翌
秋に成熟
○ストローブマツ :マツ科の常緑高木で北米北部原産,5月開花,球果は翌秋に褐色
に成熟 7
○リキダマツ :マツ科 1
○ヒマヤラゴヨウ :ブータンマツ,マツ科の常緑高木でブータン〜アフガニスタン原
産,5月開花,雌花は淡黄緑色,球果は翌秋に成熟 3
ヒマヤラマツ :ナガバマツ,マツ科の常緑高木でヒマヤラ原産
グイマツ :シコタンマツ,マツ科の落葉高木で寒帯に分布,5月開花,球果は秋に
成熟
○カラマツ 唐松・落葉松:マツ科の落葉高木,5月開花,雌花は薄紅色,球果は秋に
黄褐色に成熟 9
ヨーロッパカラマツ :マツ科の落葉高木で欧州原産
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