山ウド
55食而健康
[うど]
独活
 芽および茎の部分を食用とする。日当たりのよい傾斜地などに自生するが、 日の当たらない地下で栽培し出荷することもある。料理の分野では前者を山独活、 後者を白独活と呼び区別することが多い。後者は立川市を中心とした 東京都多摩地区の特産品である。
 山独活はやや灰汁が強く、山菜として天ぷらなどにする他、ぬた、味噌汁の実とする。 白独活は前記の他、酢水で灰汁抜きをして煮浸しやサラダとしても食べられる。
 根は独活(どくかつ、どっかつ)と呼ばれ、薬用にもなる。
<写真提供:食べる山野草木>
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