31d 食材の見分け方と美味しく保存する方法
△カブ
@買ったらすぐ葉茎を切り離す。
A根株はポリ袋に入れて野菜室で冷蔵、葉茎は湿らせた新聞紙に包んでポリ袋に入れ
て野菜室で冷蔵し、いずれも2、3日以内で使い切る。
△ナス
@低温に弱いので、2、3日中に食べましょう。
A保存するときは、1個ずつラップして野菜室で冷蔵する。
△サヤインゲン
@ラップして野菜室冷蔵しても2、3日で味も食感も悪くなる。
A塩水で硬めに茹でて冷水に晒して色留めし、水気を切って密封パックで冷凍、約1
ケ月は持つ。
△山イモ類
@丸ごとのものは、新聞紙に包んで部屋の冷暗所に置く。
Aカット売りのもの、真空パック入りのものは、野菜室で冷蔵する。
△オクラ
@買ったら翌日までに使い切る。
A残ったら、ごく硬めに茹でて冷凍すると1ケ月は持つ。
△ニラ
@買った日に使い切る。
A残ったら熱湯でサッと茹でて、お浸し、又は冷蔵して置いて翌朝の味噌汁の実にす
る。
△ミョウガ
@乾燥に弱いので、霧を吹いてポリ袋に入れ、野菜室で冷蔵する。
A丸ごと冷凍すれば,1ケ月は持つ(調理するときは凍ったまま切る)。
△生シイタケ
○ヒダの間の胞子が落ちないように、ヒダを上にしてポリ袋で野菜室で冷蔵する(胞
子が落ちると痛みが早まり、すぐに傘が黒ずんで来る)。
△干しシイタケ
@常温で保存出来るが湿度と日光に弱いので、色付きポリ袋に乾燥剤と一緒に入れ、
乾燥剤は2ケ月に1回は取り替える。
A機械乾燥したものにはビタミンDが殆ど含まれていないので、使う前に半日程紫外
線に当ててビタミンDを生成させましょう。
△マイタケ
@水気に弱く、パックして野菜室で冷蔵すると1週間は持つ。
A茹で汁とともに冷凍する。
△マツタケ
@収穫した後26℃で48時間経つと、香りが半分になるので、買ったその日のうちに食
べましょう。
Aどうしても残ったら、きっちりラップして冷凍する(焼きマツタケには不向き)。
△マッシュルーム
@冷蔵庫では4、5日は保存できる。
A生で冷凍し、使うときは凍ったまま調理する。
△果物の保存
@パイナップルは逆さにして保存する。
Aキウイは、リンゴや洋ナシから発するエチレンガスで追熟が進む。
Bバナナは吊るして追熟させる。
△果物の冷凍
@メロン、スイカ、パイナップル、グレープフルーツ、キウイ、ハッサク、夏ミカン
などは、食べやすい大きさに切って冷凍する。また、砂糖を軽くまぶすと、完熟の
甘味が再現され、また美味しい口当たりになる。
Aブドウ(マスカット・巨峰)は房から外して皮付きのまま冷凍する。
Bレモンはカットして冷凍する。
△生菓子の保存
@ケーキはリンゴと一緒に保存すると、リンゴの水分でケーキがぱさつかない。
A生菓子(餅菓子・ぎゅうひ・ねりきり・どら焼き)は二重包装して冷凍すると、2
週間は保存できる。
Bケーキ(プリンやイチコなどは不可)は蓋に載せて、箱を被せて冷凍する。
△調味料の保存
@醤油は空気に触れると劣化するので、開封後は冷蔵保存、醤油差しに入れた醤油も
同じ。
Aマヨネーズも空気を抜いて冷蔵保存する。
Bトマトピューレ、トマトペーストは冷凍保存する。
△調理品の保存
@カレーやシチューは、ジャガイモやニンジンを取り除いて冷凍する。
Aハンバーグは焼いてから冷凍する。
Bコロッケは、切ってから生のまま冷凍する。
Cギョーザは一個ずつ離して冷凍する。
Dサンドイッチは、挟んであるトマトやレタスなどの生野菜は抜いてから冷凍する。
△冷凍に向かないものの扱い
@アルミホイルに卵黄を載せてパラパラ塩を振って冷凍すると、極上ルイベになる。
Aビザ用チーズ、クリームチーズは、二重包装で冷凍する。
B豆腐を冷凍すると高野豆腐になる。
Cコンニャクも冷凍できる。
△海苔の保存
○縦に四等分にし、インスタントコーヒー缶などに乾燥剤と一緒に保存する。
△ぬか漬けの保存
@ファスナー付き保存袋で野菜室冷蔵保存なら、臭いも気にならない。
A旅行などで出掛けるときは、ぬか床の空気をすっかり抜いて表面を均し、塩小匙1
杯を振りかけ、ニンニクの薄切り1片分をぬか床の上に置き、冷蔵しておく。
△ひき肉の保存
@痛みやすいひき肉は、塩胡椒などをして、炒めて保存し、3〜4日で食べ切る。
A炒めたひき肉は、板状にして冷凍し、必要な分だけ砕いて使い、2〜3週間で食べ
切る。
△出汁ダハシの保存
@普通の出汁は1日位、濃いめ出汁は4〜5日は冷蔵保存できる。
A冷凍するときは、匂いが移るので専用トレーに入れる。
△シラス干し
○小分けにして冷凍、1ケ月は持つ。
以上
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