14 ことわざ集
参考:高橋書店発行「ことわざ辞典」
〈「食」に関係することわざ集〉その三
魚は殿様を焼かせよ、餅は乞食に焼かせよ
瓜の皮は大名にむかせよ、柿の皮は乞食にむかせよ
金持ちの子には魚を焼かせろ、貧乏人の子には餅を焼かせろ
酒外サカハズれはせぬもの
食い外れはするとも酒外れはせぬもの
酒屋へ三里、豆腐屋へ二里
酒が酒を飲む
酒買って尻シリ切られる
恩を仇で返される
酒買うて臂ヒジ切らるる
酒盛って尻踏まれる
酒極まって乱となる
乱に始まり乱に終わる
酒と朝寝は貧乏の近道
酒と産には懲りた者がない
酒と煙草は飲んで通る
酒なくて何ナンの己が桜かな
酒に呑まれる
酒にまわされる
酒人を飲む
酒に別腸ベッチョウあり
酒の燗は人肌
酒飲みの尻切れ襦袢
酒の酔い、本性違わず
酒飲み本性違わず
上戸ジョウゴ本性違わず
酒は憂いの玉箒タマボウキ
酒は燗肴は刺身酌はたぼ
酒は気つけ薬
酒は古酒、女は年増
酒は三献サンコンに限る
酒は諸悪の基
酒は天の美禄ビロク
酒は飲むとも飲まるるな
酒は飲むべし飲むべからず
酒は飲むとも飲まるるな
酒は飲んでも煙草はやめられぬ
酒は百毒の長
酒は百薬の長
酒は憂いの玉箒
酒は天の美禄
酒は諸悪の基
酒は本心を現す
酔って本性を現す
酒はやめても、酔いざめの水はやめられぬ
酔いざめの水下戸知らず
酒酔い本性違わず
坐して食らえば山も空し
砂糖食いの若死に
里腹七日
里腹三日
法事腹七日
白湯サユを飲むよう
味もそっけもない
騒ぐ烏も団子一つ、騒がぬ烏も団子一つ
三月比目魚ヒラメ犬も食わぬ
三月比目魚もらっても食えぬ
山椒は小粒でもぴりりと辛い
大男総身に知恵が回りかね
山椒目の毒腹薬
山椒は血の毒目の薬
三度の飯もこわし柔らかし
猫の飯もこわし柔らかし
[次へ進んで下さい]